着物のお手入れ

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大切な着物をきちんとお手入れ

着物は、古くから親しまれている、日本人ならではの文化的な衣装です。
大切に扱えば、何十年でも着る事ができ、母から娘へと、思い出とともに受け継いでいく事ができます。
ここでは、ちょっとした工夫で、着物を長持ちさせる事のできる方法を簡単にご紹介いたします。
気が付いたらカビが生えてしまった...虫食いになってしまった...など、折角の着物を台無しにしないためにも、着用後はきちんとお手入れしましょう。

着用後のお手入れ 着用後のお手入れに気を配る事で、着物や帯は美しく保つ事ができます。

着物のお手入れ

まず手を洗い、清潔な手で着物を扱いましょう。
着物は脱いだらすぐに和装ハンガーにかけ、一晩陰干しし、湿気を取ります。汚れやシミ等もチェックしてください。シミや汚れはこすらずに、その部分に糸印を付け、飲み物、化粧品など、具体的に説明を付けて、早めにご相談下さい。気になる汚れやシミがなければ、丁寧にたたみ、たとう紙に包んで桐タンス・桐衣装ケースに収納します。
化学製品は、湿気や通気性が悪く、着物や帯の宿みやカビの原因になります。

長襦袢

汗はよく絞ったタオルと乾いたタオルで挟んで抜き、着物用ハンガーにかけ風通しの良い部屋で陰干しした後たたみたとう紙に包んで、桐タンス・桐衣裳ケースに収納します。
袖口や裾が汚れている場合は、ベンジンを含ませた布で、軽く叩いておきましょう。
(長襦袢の汚れも決してこすらずに、できるだけ早くご相談下さい。)

帯のお手入れ

帯は、ほどいて温もりの残っているうちに叩く様にしてしわを伸ばします。
帯もシミ・汚れはこすらずに早めにご相談下さい。
ハンガーにかけて熱を取り、たたみます。

履き物

裏の湿気を取るために、立てて陰干しをしましょう。
汚れや湿気は、放置するとカビの原因にもなりますので注意しましょう。柔らかい布でホコリを取り除き、エナメルは履物用クリーナーで拭くと綺麗になります。収納は箱やビニールに入れず、下駄箱へ収納してください。

足袋

つま先の汚れは、洗剤を付けた歯ブラシ等でこすってから、洗濯をして、形を整え陰干しをしましょう。

小物

腰ひも・伊達締め・帯揚げ・帯締め等の小物は、しばらく風通しのよい部屋で陰干しし掛けておくとよいです。

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着物や帯のたたみ方

着物や帯、羽織などのシワの原因は、たたみ方に注意すれば余計なシワを防ぐ事ができます。
タンスの大きさにもよりますが、着物はできるだけ大きくたたみましょう。
紋や箔、刺繍がある部分には、和紙をあてて、着物が傷まない様にしてたたみます。
※ティッシュやボール紙、半紙は湿気、カビの原因になりますので、和紙以外は絶対に使用しないでください。

着物の本たたみ

長襦袢

帯

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収納の仕方

着物・長襦袢

「たとう紙」に包んで収納します。
たとう紙は、和紙から出来ていて、紙自体が呼吸することで、着物を湿気から守ってくれます。ビニールや厚紙では、湿気がこもり、着物や長襦袢を傷めますのでおすすめできません。
正絹の着物は、本来虫は食いませんので、防虫剤は必要ありません(ウールは別)。ただし、シミがあるとその部分からカビが発生する原因となります。防虫剤は、必要以上に臭いを付けてしまい、久しぶりに着物を着た際に、気分が悪くなる原因の1つにも考えられます。

どうしても防虫剤を使用する場合は無臭のものを1種類のみで使用してください。複数使用しますと、思わぬトラブルの原因となる場合があります。

カテキンきものシリカゲル

効果:防湿・防カビ/カテキンによる抗菌・消臭

使用する場所、収納具内容物等により異なりますが、約6ヶ月間は有効です。

詳細はその他ページをご覧下さい

履き物

下駄箱に収納する際に、割り箸を履物の下に置き、底面との間に隙間を作ると通気性も良くなり、長持ちします。

小物

下駄箱に収納する際に、割り箸を履物の下に置き、底面との間に隙間を作ると通気性も良くなり、長持ちします。

【 帯〆(締め) 】

帯〆を引き出しに収納する際は、白木綿の布やうこんの布等を敷いて、房を揃えてしまいましょう。

【おすすめ商品】
帯〆収納カバー
帯〆房カバー

【 帯揚げ 】

通常四つ折か、巻いた状態で収納しますが、引き出しにしまう場合は箱の深さに揃えて白木綿の布を敷いておくと良いでしょう。

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虫干し

着物はタンスにしまったままでは湿気を吸い、カビも発生しやすくなります。
虫干しは、着物や帯の湿気を取り、害虫を除き、シミを点検する為にも、年に一度は行いたいものです。
虫干しの時期は、年に三度あります。

虫干しの種類

時期に関わらず、「天気の良いカラッとした日」に虫干しをする事をおすすめします。午前10時~午後3時くらいまでの間に、直射日光の当たらない場所で風を通しましょう。一枚ずつ衣紋かけにかけて干し、汚れや虫食い等もチェックしましょう。
汚れや虫食いのある場合は、早めに専門店に頼みます。
虫干しができない場合は、タンスの引き出しのフタを開けるだけでも効果はありますので、通気性をよくする事を心がけましょう。

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丸洗い・しみ抜き・洗い張り

和創工では、シミや汚れの状態に応じて、着物丸洗い・しみ抜き・洗い張りのご相談も承っております。
気になる汚れを見つけたら、是非お気軽にお問合わせ下さい。

丸洗い
季節の変わり目や、着用後、長期間タンスに眠らせてしまう前に、「丸洗い」をおすすめします。生地の種類や、着物の状態により、水洗い・薬品洗いなど手法は様々ですが、軽い着汚れや軽いシミであれば、「丸洗い」のみである程度改善されます。
しみ抜き
油汚れなど、丸洗いでは落としきれないシミ・汚れには「しみ抜き」で対処します。小さいものであれば、この方法できれいになります。
但し、年数のたったシミは無理に落とそうと思うと着物の生地を傷める恐れがありますので、事前にご相談となります。
洗い張り
お食事の席などで、着物の上に広範囲で汚れを付けてしまった場合は、着物を反物の状態にほどき、丹念に洗い上げる「洗い張り」をおすすめします。
洗い張りには洗い料金のほかに着物の仕立て直し代がかかってきますので、費用はかかりますが、汚れを落とすと同時に、染め替え・八掛など裏物の交換・寸法直し・デザイン変更(例:色無地→コートや長襦袢)もできます。
大切な着物を汚してしまっても、あきらめずにお気軽にご相談下さい。
祝いの席や宴席等、お酒を飲む席でのアルコールによる汚れにはご注意!!

アルコール類には漂白作用があり、付着した部分が色抜けする原因となります。
その場合でも染め直すことは可能ですが、きれいに染め上がるものばかりではありません。
万が一付着したと思われる場合は早急にお持ちいただくことをおすすめします。
また、ワインをお召しになる場合は、十分にご配慮下さい。ワインは染料となりますので、特に撥水加工のしていない着物に付着した場合は落ちません。

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